零細企業の合理化推進室
ここでは、当社のような弱小零細企業が現場改善、合理化をすすめるために役立った案件のご紹介と販売を行っております。
同様の製品のサイズ違いなどもオーダーメイド致します。お気軽にご相談ください。
EVA製品の在庫置き場は最近夏場にかなり高温になってしまうことがある。このため、製品の変形が生じてクレームにつながる恐れがある。

そこでこしらえてみたのがこれ。。左の基板は温湿度と気圧を計測してクラウドに情報を飛ばす役割をもっています。右の基板はスマホからクラウドに出された命令に基づいて電気のオンオフをさせる役割を担わせている。どちらも社内Wifiを利用しているのであまり遠くでは役に立たない。

自宅のネットワーク上ではこんな感じで在庫場所の温湿度と気圧をリアルタイムでモニタできます。これで在庫場所の気温とかが気になる状況になったらスマホからエアコンを操作する。

聞くとなんかカッコよさ気に聞こえるけど、実際はエアコンのリモコンを改造してこんなゴテゴテ状態。。。送受信システムの電源をオンオフしちゃうとIPアドレスが勝手に変更されてしまうのが難点だけど、つなぎっぱなしで使っているので取り敢えずヨシ。プログラミングはよくわからん。リモコンバラして気づいたけど昔みたいに銅箔基板にはんだ付けじゃないんだ。。。勝手に回路いじれなくしてある。

製造ラインで製品が引っかかって止まってしまうことがあります。最悪の場合、製品ストップしている前工程にまで製品があふれて大変です。光電管を使って製品が止まるとアラームが鳴るようしたけど、実際には少し放っておくと正常に流れ出すことが多々あり、却ってアラームが邪魔になります。そこで40秒以上滞留したらアラームが鳴るように変更しました。これなら短時間のライントラブルは無視されます。

回路を適当に決めて、部品を調達。上の小さい3本足がモスちゃんです。ホントはオペアンプで制御しなきゃいけないけどたくさん在庫があるので今回はこれを使います。まあ難点がないわけではないが、気にすることもないレベルだし使ってみたかったというのもある。

基板に組むとこんな感じでまとまります。

問題のライン付近に固定しました。

ファイバータイプの光電管の受光部と投光部を少しハスカイに取り付けます。

警報ブザーは工場入口上部にとりつけました。

光電管の受光部と投光部の位置が製品の流を調節するのに邪魔になるとの現場からのクレームがあり急遽場所変更しました。


これは画像検査装置です。ポリ栓に黒点や汚れなどがあったら成形直後に除去する装置。外注すると百万円以上します。しかも、既存設備に取り付けるだけの製品は無いので新規設計開発しました。1/3以下のコストで出来ました。

なんというか強引に空きスペースにレイアウトしてみましたが、なんとか収まりました。銅のパイプはNG品を吹き飛ばすエア管です。



これは、成形品を乗せて黒点などの不良を見つけやすくするための照明付ボードです。小さな黒点や異物も成形品の裏から照明を当てれば簡単に検出できます。
仕様
・本体サイズ:250×400×28 mm
・重量 :1.6 kg
・本体材質 :ステンレス
・照明カバー:乳白アクリル
・照明方式 :LED照明
・販売価格 :18,000円(消費税・送料別)専用のACアダプターは付属しています



これらは、成形品の高さや内径が寸法公差の範囲に収まっているかどうかを現場ですばやく確認するための治具です。樹脂の種類によってはノギスを使うと変形してしまい寸法公差に収まるかどうかの判定が難しいことがありますよね。そんな時にご利用ください。
写真(上)の治具はキャップの高さをチェックするもので左の治具は通貨して右の治具で止まれば合格となります。写真(下)の治具はキャップの内径をチェックするもので左の治具には嵌って右の治具で嵌らなければ合格となります。ノギスのような数値の読み間違いや人による判断のバラつきをほぼ気にせず寸法確認ができます。
仕様
・本体サイズ:弊社作成図面の寸法をご確認頂いた上で製作にかかります
・材質 :アルミニウム切削加工
・販売価格 :都度見積もりとなりますが写真の治具で大体3〜50,000円程度となります(消費税・送料別)
